帯状疱疹(ヘルペス)・帯状疱疹後神経痛
帯状疱疹とは、赤い発疹と水ぶくれができ、痛みをともなうのが特徴です。
神経節に潜伏していた水痘帯状疱疹ウイルス(VZV)の再活性化によるもので、神経に沿って症状が出現します。顔に発症した場合は、結膜炎や角膜炎、顔面神経麻痺や聴覚障害を合併することがあるので注意が必要です。
治療
治療は抗ウイルス薬の内服ですが、入院の上点滴治療が必要になる場合があります。
また、急性期の痛みに関してはアセトアミノフェンやNSAIDsなどの痛み止めを使用し、帯状疱疹後神経痛として痛みが残る場合は神経障害性疼痛治療薬を使用することがあります。